2010年07月

こんな天気の状況で、私たちの野望はあえなく打ち砕かれてしまった・・・
 
そして、いろんなところで書かれている
 
「富士山は、始めて登山する山じゃない!」
 
「富士山をなめるな!」
 
この言葉が使わる意味がよぉくわかる出来事がいくつかありました。
 
 
 
その1
山小屋泊、翌日早朝
窓から天気を確認する私、向こうの方からお兄ちゃんが下山してきた。
お兄ちゃんの服装はというと、
冬用のフード付きのジャケット、そのフードにはフワフワの毛が付いていた。
たぶん、ズボンも速乾タイプじゃないかったはず。
背中に背負ってるのはザックではなく、スポーツバッグをリュックのように背中にかけてるだけ。
もちろん、カバーなんてついてない。
 
その日の夜中の気温は1℃。
おそらく、その早朝の気温も一桁前半だったはず。
そのお兄ちゃん、かなり冷えて寒かったことでしょう・・・・・
 
 
 
 
その2
わたしたちより、先に下山していった親子。
山頂目指して出たのはいいけど、風が強くとても歩けないということで
小屋に引き返してきた。
 
お母さんは、ちゃんとした雨具を用意していたらしく、袖口からはいってきた
部分だけ濡れたらしい。
お父さんは、それより劣る雨具らしく、濡れてはいないけど身体が湿っぽいと。
 
問題は、男の子の服装。
下着となるシャツは速乾みたいなのを着ていたけど、その上の長袖はコットン。
持ってきてる上着のトレーナーもコットン。
靴はトレッキングシューズだったけど、靴下はスクールソックス。
ズボンも、ウインドブレーカーのようなシャカシャカの生地のやつ。
雨具は、そこらへんで売ってる、半透明のカッパ。
 
全身びしょ濡れで、着替えもないらしく「寒い寒い」といって震えてた・・・・
お父さんのシャツを借りて着ていたけど相当寒かったらしい。
だからって、子供の着替えを貸すわけにもいかず、使い捨てカイロをあげた。
 
お父さんとお母さんが
「来年、もう一回来ようか!」って、子供にいっていたけど、
「ヤダ!もう、絶対来ない!!」といっていた・・・・・
 
きちんと、用意してあらゆる対策をしていかないから、子供はこういうことでトラウマになり
山が嫌いになることが多いらしい・・・・・
 
 
 
その3
下山途中、半透明の雨合羽の外人さんたち、いっぱいとすれ違う。
もちろんジーンズもいた。
半透明のポンチョタイプのは、もちろん強風を受けてビリビリとなってる人達多数。
 
ツアーのついでに登ってるような中国人の団体。
最悪なのは、傘さして登ってるバカもいた。
 
これは、ツアー会社がわるだろう!!
 
 
 
その4
五合目にて、買い物中、「シャッター押してください」って言われた。
女性5人組のグループ。
撮影後、「これからですか?」と聞いてみた。
「はい、そうです」
 
私、思わず「・・・・・・・・・・・・・・・・」
そのグループの服装だけど、3人はちゃんと雨具も靴もザックカバーも用意してる。
が、残り2人が問題!!
ザックはどんなのか見えなかった。
だって、ディズニーランドで売られてるキャラクターのポンチョを着てたから(オイオイ!!)
 
大きなお世話かも、大きなお世話かもと思ったけど言わずにいられなかった。
「これ、かなり危険ですよ。」
「上の方は、風強いから、これでいくとポンチョの中に風含んで風船になって飛ばされる
事だってあるから」
 
「えぇぇ。そんなに?」
 
「だって、横から下から突風が吹いてきますよ、私たちのこの格好でさえ
飛ばされそうになりながら下りてきたから」
「もし、これで行くなら、ザックを外にだしてザックのベルトでポンチョを押さえるかたちに
しないと危ないし、あっという間に破けちゃいますよ」
 
「だったら、ズボンの中に入れちゃおうよ」
「それか、ひも(ベルト)で縛る?」
なにやら、対策を考えてた。
 
足下みて「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「こんな天気にスニーカーーなんて、あっという間に靴の中濡れちゃって
身体冷えちゃいますよ。」
「富士山に行くときには、ちゃんとこんな格好(ちゃんと用意した3人を指して)しないと
下手すると死んじゃうことだってあるから」
 
ポンチョ2人
「やべぇ、完全、富士山なめてた」
 
 
 
そうそう、あんたたち、山なめすぎ!!
 
とは言いませんでしたけどね。言いたかったけど。
おばちゃんパワー丸出しで、説教してきましたよ(爆)
 
でも、子供にもちゃんと雨具着せ、足下はスパッツでカバーさせてた私の言葉は
きっと、その子たちに届いてたと信じてます。
ま、その後その2人がどうなったかはわかりません。
 
 
 
 
 
そして、なによりびっくりだたのは、ツアーの強行突破ですね。
予定組んでるし、お金もらってるから仕方ないけど、まぁ、後から後から
団体のバスが到着して中から人が下りてくること、くること。
 
息子曰く
カラフル戦隊  レインレンジャー!
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この4枚、ほぼ同時刻に別々のグループを写してみました。
そして、みんなガイドさんが持ってる旗について歩いていきました。
 
この4枚の写真みてわかると思いますが、白い雨具は、安い半透明の合羽ですね、たぶん。
これだけでも数人の人がいます。
グループはこれだけじゃないので、かなりの人が軽装で登ってるということになる。
中には、半袖、短パン、スニーカーにこの合羽っていう男性もいた。
 
 
ツアーなんだから、せめて申し込みの段階で準備に関してはちゃんと説明してはどうなんだろうか?
雨具はゴアまでいかずとも最低限の物を用意してもらうとか、服装、靴に関してもきちんと
説明するとか。
いくらお金もらってるからって、軽装の人を連れて行くのはどうなんでしょう?
これって、ツアー会社にとって今後の課題となるのではないでしょうか?
ある意味、トムラウシと同じような事になる可能性だってある。
 
 
個人で来てる人たちはみんな、五合目で待機して、下りてくる人達に上の状況を確認したりして
今後の予定を決めかねていた。
でも、ほとんどの人が安全を優先して今日は止めようと言ってた。
私も数人の方に話しかけられ、7合目での様子を話た。
 
中には、新潟から社員旅行で来てるいう方もいた。
3年越しの計画だったのに・・・と嘆いていたが、無理だと判断せざるをえないといってた。
 
 
 
あと、6合目まで下りてきたときに、空の馬が上へ向かっていた。
誰かを迎えにいくのだろうか?
そういえば、行くときは、馬に乗って五合目に向かってる人がいたし
馬車みたいに乗り合いのに乗ってる夫婦もいた。
馬って、観光だけじゃなくて、こういう仕事もしてるんだとこの時知った。
 
登山口まで下りてきて、五合目に向かう途中救急車も来ていた。
きっと、7合目付近から登山口までは馬が運ぶんでしょうね。
レスキュー隊ならぬ レスキューホース ってやつですね。
 
 
で、この下山途中、息子のストックが壊れた!!
あの焼き印用のストック。
手元のところがスポッって抜けちゃったんです。
だから、ストラップに手を入れて持つことができない・・・・
仕方ないから、子供に私の1本を貸し、私は息子のをのばして金剛杖のようにして
歩いてました。
 
こんな事からも、今日は山頂まで行くのはやめなさいって富士山がいってたようですね。
山頂に向かう途中で壊れちゃったら、それこそどうしようもなかったかもと思いましたから。
 
 
そんなで、帰ってきてからすぐに山のお店にストックを、修理に持っていきました。
店に入るなり、「天気悪くて撤収~」と挨拶!
私の家族もそうだし、職場の師匠も、お店の人も天気を気にしてくれていたようです。
もちろん、ブロ友の人達も。
みんな、ありがとうございますm(_ _)m
 
で、お店で山での様子を話すと、「やっぱりいるんだ、軽装のひとぉ」とか
「そんな親がこどもを山嫌いにさせちゃうんだよなぁ」とか、話してて
 
「そうそう、寒くはなかったけど、やっぱり濡れない手袋が欲しい」
っていったら、「あるけどぉ、でも荷物になっちゃうし、日中は熱くて付けてらんないよ」
「どうしても濡れないのが欲しかったら、台所のやつ使うしかないよ」
 
えっ?台所の手袋?
どこかで聞いた台詞???
 
そうです、某ブログ内で人気のMさんの言うことは正しかったのです。
(_ _)ノ_彡☆バンバン!
 
 
 
そうそう、この日、だれか突風で飛ばされ怪我をして救急車で運ばれたと、ニュースで
いってたそうです。
お店の人も母も言ってた。
時間からして、私たちの下山中走っていった救急車がそれのようです。
それとは別に、山頂で心肺停止という事故?もあったようですね。
 
 
私たちは親子は、どうやら富士山を通る雨雲に好意をもたれてるのか
2回とも雨、突風に出会ってしまいました・・・・
(好かれなくていいから!!)
 
 
 
それから、これは富士山に行く、前日のはなしだけど、スポーツ店にちょっと買い物によったら
女性が一人、道具を見ていた。
その後、店員さんと話をしてたないようが
「明日、富士山に行くんですけどなにを用意すればいいですか?」
(マジっすか?明日行くのに、今お買い物ですか?時刻はもう夕方6時ですが・・・)
 
シャツから雨具から靴から・・・・・今から全て揃えるらしい・・・・ビ(゚∇゚*)ビックリ!
いるんですね、こんな人も・・・・
 
 
 
こうやって、終わった今回の富士山。
そしてこれからも、るびるびの野望はまだまだ続くのだった。
 
こっそりリベンジに行ってやるんだ!!こっそりとね。
密かに、リベンジの計画を立ててるとは、親に言えない親不孝な娘であった・・・・

夜、息子はあっという間に夢の世界へ。
これは、うれしい誤算ともいうのかすごく安心した。
子供はいつでもどこでも熟睡できるということを学習したウン(*-ω-)(-ω-*)ウン
 
わたしも、自作のインナーシーツのなかに潜り込み、耳栓着装!アイマスク着装!
それでは、夢の中へレッツゴー!!
って、そう簡単にはいかないもので・・・・眠れない・・・・無理だぁ、寝れないよぉ(´_`。)グスン
 
夜型人間の私には、寝るにはあまりにの早すぎる時間。
でも、寝なきゃ!!
向かいの部屋からはいびきが聞こえてくる・・・・・
これじゃぁ寝れないじゃないか!耳栓あってよかったぁ。
なんて自分と自分で葛藤してるあいだにウトウト
1時間半~2時間くらい寝ると目が覚めるの繰り返し。
でも、しっかり寝た感はある。
ちゃんと熟睡のタイミングはとれていたらしい。
 
布団かけてると暑い・・・・でもかけてないと寒い・・・・一晩繰り返してた。
3時半頃目が覚めた、準備のために起きてもいいかな?なんて思って。
窓を明けて外を見たら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
||||||||||||||(* ̄∇ ̄)ガーン||||||||||||||||
 
雨降ってるしぃ。
しかも、雨は真横に向かって降ってるしぃ。
 
わずかな期待を胸にまた布団へはいる(二度寝するんかい?)
4時半頃、トイレに行こうと起きだしたら、待機組がいた。
話をしたら、1時頃起きて山頂をめざそうかと思って準備したんだけど、
1時半頃から窓に打ち付けるようなすごい風と雨でずっと待機してるとか。
 
(゚◇゚)?えっ?雨と風?しかもすごい?
全然知らないんですけど・・・・そんな音してましたっけ?
こんなとこで、耳栓効果が・・・・(^_^;)
 
その後夫婦は、結局山頂を諦め5時ごろ下山して行かれました。
しゃぁない、ご来光は無理だから寝よ(また、寝るのか??)
 
それから、1時間くらい寝ていい加減起きないとと思い、起きて荷物の整理をはじめ
息子も起こす。
ある程度、荷物を整理してから朝食。
朝食の間も、雨と風・・・
8合目から下りて来る人達が小屋の前を通る・・・・
ここを通るということは、山頂まで行けてないということみんな諦めたんだな・・・
私たちはどうしよう・・・・
 
もう少し待ってみよう、それまで、寝てこよう(えぇぇ、また寝るの???)
子供と二人また、布団に潜り込み結局おきたのは7時くらい(いつもと変わらない時間)
 
山小屋のご主人に
「8合目まであがれますかね?もし、行けそうなら今日は8合目で待機して
山頂目指したいんですけど、空きありますよね?」
って相談してみた。
「行けないことはないと思うよ、この天気じゃみんなキャンセルしてるから」
 
おっし!じゃあ準備しよう。
と息子を呼びに行き用意していたら、先に出発した家族が戻ってきた。
8合目を目指したらしいが、強風で子供が飛ばされるんじゃないかと思ったのと
お母さんが岩場で滑って転んだということで引き返した。
確かに風が強くなっている。
 
8時頃、ツアーの団体が数組登っていく(マジぃ?)
この時間の団体は、前日5合目泊で早朝8合目を目指し、小屋到着後荷物を置いて
山頂を目指し、また小屋にもどってその日の夜は8合目泊というツアーらしい。
だから、なにがなんでも8合目まであがるそうだ(こわすぎ・・・)
 
止まない天気に、小屋の人が
「どこから来たの?」
「東京から」
「じゃあ、近いから今日はやめたほうがいいよ。またおいでよ。
大人だったら、大丈夫って出すけど、子供がいるんだったら大丈夫って出せないよ」
 
「今日は山頂は絶対無理だし、気圧ももっと低くて危険。明日の午前中まで
こんな天気だっていってるから」
 
小屋の方がこういうなら、その言葉を信じて従った方がいいだろうということで
今回は、この7合目のトモエ館にて
 
無 念 の 撤 収 ~ !
 
それでは、完全雨対策装備で下山しま~す!
って、いきなり岩場で子供がこけた・・・・
もう少し急な場所だったら、ころげ落ちてたとこだった(焦ったぜ、まったく)
 
風もかなり強い、油断すると吹き飛ばされる。
前回も書いたけど
「向かい風には向かえばいい。追い風には押されればいい、でも横から吹く風には
弱いんだよね」っていう三歩のことばに
ブロ友さんが、「横風には欽ちゃん走りなる」って付け加えてた(爆)
そして、今回、わたしが経験したのが、斜め後ろから吹く風。
これ、ザックの側面あたりにあたると、身体がまわります「あ~れ~」って(爆)
しいていうなら、ギャグとかでバレエでまわるのを真似するようなあんな感じ。
ワンピースのボンちゃん(Mr.2)みたいな。
あの、時代劇で悪代官が娘の帯をクルクルって引っ張るような・・・( ̄▽ ̄)ノ彡☆バンバン!
 
ストックで踏ん張ってなければ、からだ回ってました、わたし、「あ~れ~」って(爆)
 
そして、ここでも息子・・・ダラダラ歩くもんだから、スパッツのゴムが道を整備してる金具に引っかかり
そこでもこけた・・・母、マジびっくり!!
手袋してなかったら、手を怪我してたでしょう、たぶん。
さすがの息子も、2回も危険な転び方をして、危機感を感じてくれたようです(汗)
 
そんな状況のなかでも登ってる人達いまいたけどね。
 
途中、息子より小さい子を連れて登ってお父さんとかもいた。
子供たちとすれ違うときは、声をかけるようにしてる。
「こんにちは!頑張ってるね、気をつけていくんだよ!」
 
でもね、帰って来る返事はその子の親御さん達からがほとんどです。
「こんにちは、ほらぁ、こんにちはは?」
子供はというと「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうやら、返事する元気すら残ってないらしい。
何処のお子さんも同じですね(笑)
 
途中、何度も聞かれた、「どこまでいったんですか?」って。
7合目泊での状況を伝えると、「やっぱり厳しいかなぁ、いけるとこまでいってきます」
って返事が多かった。
気をつけて登ってくださいね、みなさん。
 
なんだかんだで、無事に5合目まで戻ってきたんですけど、ここがまたすごい状況!
雨強し。風強し。気温低し。
私たち、びしょ濡れ~!といっても、身体はもちろん大丈夫。
濡れたのは袖口から肘まであたりと帽子から出ていた部分の髪の毛ぐらいですけど。
着ていたシャツとフリース、手ぶくろは絞れるくらい濡れました。
 
手袋は、途中外して絞って、また着装の繰り返し。
でも、お店の人がいってたように、どんなに濡れてもては冷たくならない。
さすが、山用の手袋!!
でも、やっぱり濡れない手袋がほしかった・・・・
 
 

28日、行くときは下界はすごくいい天気でした、登山日よりぃ!!
 
でも、バスに乗って高速おりてスバルラインを上がってる行くうちにだんだんと曇り空・・・
 
とりあえず、五合目到着後、前回と同じようにまずは、腹ごしらえを!
今回は、先日食べることが出来なかった3品でお腹を満たすことにした。
 
 
             牛の串焼きカルビ       と          イカの串焼き
                 ↓                            ↓
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                             それと、メロンパン
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牛さんもイカさんも串焼きっていいなながら、串焼きじゃない・・・・・
ちゃんと串に刺して焼いてるけど、出すときはこうやって串が外され、皿にのって出てきた。
「食べていい?」
「え、待って、写真撮るまで食べちゃダメ!」
「えぇぇぇ!食べたいぃ!」
「ちょっと待ってよ」
「もう、富士山までグルメに来たんじゃないんだからさぁ!」
 
イカとカルビ食べたらちょっとお腹いっぱいになったのでメロンパンは途中で
食べることにした。
 
 
では、スタート。
今回は、焼き印を押してもらうために、富士スバルライン5合目から入り、途中吉田ルートとの
分岐点で6合目の道に入らず、まずは吉田ルートの5合目佐藤小屋をめざす。
 
この道は、さすがに誰も歩いてない・・・・
ホントにこの道でいいの?五合目にはあんなに人がいたのに、ホントにここは富士山??
 
歩きだしてすぐに、息子がお腹が痛いと言い出した( ̄□ ̄:)  
5分くらい座っていたら「大丈夫」となったのでまた歩き出す。
近そうで近くない佐藤小屋・・・・
背中の荷物が重いぜ!()´д`()ゲッソリ・・・
 
やっと目的の建物が見えてきた。ここでまず、最初の焼き印を押してもらう。
次は6合目の星観荘。ここにはすぐについた。
2個目の焼き印を押してもらい、息子は最初のトイレタイム。
 
では、スバルラインとの合流地点6合目へ向けて向けてクライオ~ン!
木の間をくぐり抜け土の道を歩く。  
この道は、富士山というより普通の山を歩いてるいう感じ。
 
ここらで、下山してきた人達とすれ違うようになった。
五号五勺のとこの経ヶ岳でメロンパンで昼食。
子供のザックにくくりつけていたら、富士山の原型はどこに???
食べやすいサイズになってました(爆)
 
ここで、急に回りが暗くなってきた・・・やばいなぁ。
もう今にも、雨が降り出しそうな雲。
あせっちゃ行けないけど、急いじゃ行けないけど、こうなるとやっぱいり急ぎたい。
雷だけはなんとか避けたい。
 
が、
 
 
が、
 
 
 
がぁぁぁぁぁ!
息子、歩くの遅すぎ(-_-;)
 
向こうの方で雷がゴロゴロ
やっぱり、急ぎたい・・・・
振り返ると、いつも立ち止まってる・・・・(ー_ー#)
「ゆっくりとダラダラは違うんだよ!」
「シャンとせい!シャンと!!」
と、時々渇をいれるも、空気が薄いから、言う方の私も息子に渇を入れたあと
(; ̄д ̄)ハァハァハァハァハァハァ↓↓
 
私の予定より1時間ほど遅れて本日の宿泊予定の小屋に到着ぅ!!
今日は空きがあるらしくあと、「500円出せば個室使用できますよ」といわれたので
個室を利用することにした。
 
個室は2段ベッドの作りになっており、スペースはダブルベッドサイズ。
大人が3人寝られるかなぁってサイズのスペースです。
私と子供が寝るには十分な広さ。入り口はカーテンで仕切られてるので
荷物も出し放題!!片付け苦手な私には助かりました(自爆)
 
ザックをおろし着替えて(わたしは着替えを持っていきました)、荷物を整理していたらすぐに
「ご飯の用意できました~」と呼ばれた。(は、はやい!!)
夕食は、ハンバーグカレーでした。
いつもは少しでも辛いカレーは食べない息子なのに、
「ちょっと辛いけど山で食べるカレーはおいし~!!」
といって、食べてました。
そんな、息子を見て、やさいい母(えっ?)は、自分のハンバーグを半分息子に
あげるというほほえましい姿がそこにあった(爆)
 
夕食後、しばらく外で景色をみたりとのんびり過ごした。
河口湖かな?あれ?山名湖だっけ?
たぶん三日月は河口湖って言ってたような・・・・・
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小屋の前の椅子に座って一人で景色眺めていたら、なんかウルウル(▦ฺ◕ฺω◕ฺ▦ฺ)
う~ん、なんか現実からかけ離れてる世界・・・帰りたくな~い!
 
山小屋のひとも、
「明日は、きれいなご来光がみられるよ」
なんて言ってたんですけどねぇ。
 
8時頃になったら、眠くなってきたので、耳栓してアイマスクして
「おやすみなさぁい」
 
この耳栓とアイマスクがよかったのかどうかは・・・・・・・(謎)

いよいよ、明日です。
でも、天気がチョービミョーってやつですな
私の田舎、九州は大雨の予報がでてるらしく、
この西の天気が、お山にどれだけ影響があるのでしょう?
下界だと、次の日に東京に来るんですけどね。
 
 
ま、この際、ご来光は諦めましょう
目標は、
 
「この瞬間、日本で一番高いとこに立つ親子!」
 
ってやつにしましょう。
山頂で雨だったら、多少は空いてるかな?
でも、その時はラーメンは食べられないよね
 
 
 
荷物のパッキングですが、2泊3日ともなれば、あれも持っていきたい
これも持っていきたいと思うわけですが、子供のザック30L、
わたしのザック34L。
欲張っちゃうとパンパンになっちゃいました。
これに、水が入るとどうなるんだ?
試しに背負ってみた・・・・・・・・・・・・
 
\( ̄▽ ̄|||)/ オモイ
 
だめだ、これとこれとあれと、う~ん、これも減らそう・・・・・
 
この量を子供に持たせるのは過酷すぎるかも・・・・
しゃーない、子供の分まで水を持たなきゃだな。
 
箸より重い物をもったことない、この私が・・・・
このカモシカのような足とシラウオのような手を持った
か弱い、か細いわたしが・・・・
こんな重い荷物を背負うのか?
 
 
 
 
嘘です。
ごめんなさい。
か弱いというのは本当ですが・・・・(。_゚☆\バシッ!
 
 
 
これより、お風呂に入り、食べる酸素を食べて明日に備えることにします。
無事に戻ってこれるかな?
 
私の家族ごとですが、わたしの姉ですが、明日は私たち親子に
なにかあったらと、仕事、有給取って自宅待機してるそうです。
わからん、我が姉ながら、姉の思考と行動の意味がわからん(-_-;)
 
丁度のときに、救助のへりの事故とがあったからなぁ。
これも、私たちのことを心配してくれてるからと、プラスに考えることにしよう。
しかし、わからん・・・・・

この前、準備をしてるときにスパッツを出してみたんです。
 
「どうやって、つけるんだっけ?」
 
o(゜◇゜o)ホエ?
 
( ̄◇ ̄;)エッ
 
(。_゜) ?はてな
 
Γ(゚ぺ)ありゃ?
 
ハッ!Σ( ̄□ ̄|||)
 
 
そういえば、スパッツ買うときに付け方教わってなかった・・・・
マジ、焦りました。
バッカですよねぇ、私。
 
で、今日、スタンプラリーの帰りに寄って付け方を聞いてきたわけですが、
言われたんです
「えっ?今さら?」
 
スパッツ買ったのって、たしか3月くらいだったはず。
(゚∀゚*)アハハ
気にしない!気にしない!
 
パッキングの仕方も教えてもらった。
というか、天気が微妙になってたので、雨対策を。
それぞれ、使う場所にわけてビニール袋に2重くらいにすればいいと。
「それは、雨に限らずいつもやることだよ」
(えっ?そうなんすか?いっつもそのままつっこんでましたが・・・)←心の声
 
「雨具は、ぴったり隙間がないように閉めるんだよ」
(あれ、まぁ、いつも気にしてなかったしぃ)
 
「手袋が雨で濡れたら?」
「ウール混のやつ買ったよね。あれは、濡れたら絞るそれでいいヤツだから」
(ゴム手はいらないのか?)
 
いやぁ、るびるび、まだまだ修行が足りませぬ
 
そして、また一つ賢くなって帰ってきました。
 
1週間後に、いい結果を報告に行けるといいな!
 
息子は、帰ってきた次の日に報告に行く気満々。
私は、動けるのか???っていう不安がいっぱい・・・
なんせ、連続して2日歩いたことない( ̄^ ̄)
 
それが、3日なんてどうなることやら

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