2014年08月

今の自分たちに分相応な歩きができたかなって
思えた2日間。
ただ一つを除いてはね。
 
ということで、気持ちよく報告を終わらせたいから、
いやな思い出をまず、はき出したいと思います。
おつきあいください。
 
 
登りの途中で追い抜かれた、地方から来てた少年サッカーチームの
団体さん24名プラスコーチとガイドさん。
7合目で休憩してるときに、一緒になったんだけど、
この中の1人の少年が走ってトイレに行こうとして
何かに躓いて転んだ。
この時、コーチも含めみんな笑ってこの子のことをバカにしてた。
 
「普通、大人なら こんなとことで走るなって注意するでしょ」
とは思ったけど、別に私たちに害あるわけでもないから
見てるだけだけにとどまった。
でも、誓った、
「絶対に、この子達と関わらない!!!」
 
だから、ずっと避けて歩いてた。
抜きつ抜かれつの繰り返しだったけど、
できるだけ先を譲って、私たちは後から歩くようにしてた。
 
無事に、山頂にたどり着き、あとは下山を残すのみ。
多少の疲れはあるものの、まだまだ大丈夫!
 
下山もそれなりに順調!私はね。
ひょん太は疲れが出始めたのか、少し遅れ始めました。
それでも、コースタイムくらいでは歩けてました。
 
 
 
富士山 吉田ルートを歩いたことがある人は知ってると思いますが
下山道は、写真のようにザレ場の九十九折の道をただひたすら
下るのみです。
岩場もなければ、段差もありません。
だから、滑ります。油断するとこけちゃいます。
 
イメージ 1
 
下山では、ほぼ私が先を歩いてて、5mほど後ろを
ひょん太が歩いてる状況でした。
 
運悪く、あの団体さんが後ろから追いついてきちゃいました。
サッカー少年だけあって、とにかく元気です。
うらやましいくらいに。
でも、その元気さが・・・・・ねぇ。
 
人がいようがいまいが、かまわず全力で駆け下りるんです。
これがけっこう危険。
そして、曲がり角のとこで先に下りてた子供が受け止める。
 
(無視!無視!無視!今年は、絶対に他人には関わらない)
 
こんな様子が繰り返されいた時でした。
 
私がジグザグの曲がり角にたどり着く直前だったでしょうか
何となくなんだけど、後方から聞こえた
「ラーーーク!!」
ただ、私もはっきりと聞き取れた訳ではありませんでした。
おそらく
「ラーク!ラーク!転がる!!」
と聞こえたような・・・・・
 
(えっ?ラク???こんなとこで?)←心の声
 
声がした方を振り向いて見たら・・・・
ひょん太より、さらに10mほど後ろにいた男性が
道の真ん中で転んでた。
おそらく、身体をはって岩を止めようとしてたらしい。
ゴロンゴロンゴロンゴロン・・・・
岩が転がってる。
 
「ひょん太 避けて!!!!」
とっさに叫んだ。
私が振り返った状態で、私は左に、ひょん太はとっさに
壁際の右に避けた。
 
避けた・・・・・・・・・・・・・・・ら・・・・・・
なんと、転がる岩が、方向を変えてひょん太めがけて
転がり出した。
「避けて!!避けて!!!逃げて!!!!」
 
ちょっと、戸惑ってるひょん太。
そして、岩を飛び越えるような感じで私がいる側に
逃げた。
その直後、ひょん太の横を岩が転がり抜け、
私の前を転がって、そして止まった。
 
 
「大丈夫?」
それしか、ひょん太にかける言葉が出てこなかった。
「うん、だいじょうぶ」
 
 
あれ?ひょん太の顔色ってこんなだったけ?
唇は赤みが残ってるけど、この子ってこんなに白かったっけ?
白いっていうか青い???
 
「大丈夫?顔、しろくなってるよ?」
「わかんないよ、自分じゃ見えないんだから」
ごもっともでございます。
これが、顔面蒼白っていう色なんですね・・・・
 
男性が下りてきた。
「大丈夫ですか?」
 
「はい・・・・子供が落としたんですか?」
 
「いや、落ちそうな岩があったから、あの子達が触って
落ちる前に転がしておこうと思って、ちょっと蹴ったら、
転がり出しちゃって、止めきれなかった」
 
「そうですか・・・・・」
 
今、思うと、「そうですか」じゃないだろう!って
だいたいさぁ、前に人が歩いてるのに、転がすか?普通!
 
自分に突っ込みいれたくなるんですが、その時は余裕なくて。
 
「あの、ずっと思ってたんですけど、あの周りを気にせず
駆け下りるの危険なんで、注意してもらえませんか?」
 
「そうなんですよね、自分もそう思ってはいたんですけど」
 
あんた、ガイドなんだろ
注意しようよ、それくらい!
と思ったんですけどね、まだ、動揺してる私。
なんかそこまで言う余裕がなくて。
 
下山を開始してからも、ずっとなんか、もやもや。
下山しながらも、ずっとあの場面がプレイバック。
もし、もう少し下の方にいて、「ラク」の声に気づかず
ひょん太を直撃していたら・・・・
 
打撲ですんだだろうか?
ころんで骨折?
下手したら、転んで滑落していたかも・・・
山岳保険はいっててよかったぁ・・と思う自分。
こんなんで、保険を使うのか?・・・と思う自分。
石を落とした人が、保険から出してくれるのか?・・と考える自分。
入院ですめばいいけど、それ以上?だったら・・・・
と、マイナスな考えが駆け巡りだしたら、怖くなってきた。
そんなときも、頭の中ではあの岩が転がってる・・・・
 
わたしの、もやもやの原因がわかった!
「ねぇ、さっきの人、ひょん太に謝ってくれた?」
「いや」
「ふ~ん・・・」
 
 
七合目のトイレまで下りてきました。
あと1/3くらいかな。
その時
「さっきはすみませんでした」
子供にも、 「怖い思いさせてごめんね」
「ほんと、怪我しなくてよかった」
「えぇ、まぁ、怪我ですんでれば、それはそれで
よかったかもっていう感じですが・・・」
いやみでも、なんでもなく、ほんとそう思ってたんです。
どんな状況になったとしても、生きていてくれればそれでいい!って。
それがそのまま、口から出ちゃいました。
岩を落としたこの男性も、きっと自分がやってしまったって
いうことで、動揺してたんでしょうね、その時は。
 
 
 
もうね、この時点で下山のテンションがさがちゃって、
当初、下山到着時間を5時半としてたんですけど、
私も足が進まなくなちゃって、心臓、今頃になって
ばくばくし始めちゃって・・・・
もう、最終バスに間に合えばいいか!と、目標を7時に
引き延ばしゆっくりと歩くことにしました。
 
歩きながら、帰りのバスの中でひょん太と話したんですけどね
「ねぇ、“ラーク”の声、聞こえた?」
 
「聞こえないよ」  (えっ?)
 
「ラーク、ラーク、転がるーって叫んでたよ」
 
「聞こえないよ」
 
「じゃぁ、なんで振り向いたの?」
 
「うーん、なんとなく、ゴロゴロゴロって
聞こえた気がする」
 
「ママが 避けて!!って叫んだのは聞こえたでしょ?」
 
「聞こえないよ」
 
「えっ?じゃぁさ、反対反対、こっちに来て!!て言ったのは?」
 
「聞こえないよ」
さようですか・・・・・
 
疲れのピーク、それを越えている子供って怖いですね。
歩くことで頭がいっぱいいっぱいだったんでしょうね。
まわりにまで、気を回している余裕なかったんでしょうね。
それじゃダメなのかもしれないけど、転ばないように
歩こうとするだけで精一杯だったんですね。
 
今だから、言える・・・
母親の愛情の叫びは届いてなかった・・・・orz
 
いやぁ、子供と山を歩く怖さを思い知らされました。
新たに、親が気をつけないといけないとこ、気づかされました。
 
今回は、たまたまが重なって、無事でいれたようなものだと
思います。
たまたまの坂道の斜度。
これが、もう少し急な場所だったら、避けるに避けきれてなかったかも。
 
いろんなことのこれの、どれか一つでも狂っていたら、怪我してたと
思います。
 
吉田ルートも、登りは落石防止の壁が取り付けられてるし
下りも落石よけのシェルターのなか歩くようなってる場所あるけど、
まさか、まさか、こんなことがおこるとは思ってもいませんでした。
 
ほんと危険と隣り合わせだなと改めて実感。
 
みなさんも、気をつけて、お山を楽しんでください。
くれぐれも、石は落とさないように!
 
転がってきた岩がこれで~す!
イメージ 2
これが、ボーリングの玉のようにゴロゴロゴロゴロと
坂道を転がってきました。
プロトレックの時計と比べると大きさわかるかな?
 
写真でみると、それほど大きく感じないけど、これが
転がって迫ってきたときには・・・・
 

8月20・21日の二日間で、馬返しからスタートして
久しぶりの小屋泊で富士山に登ってきました。
 
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 
今までも、何度かご来光は見てますが、今回が最高だったかも
しれません。
 
 
 
 
 
 
 
詳しい報告は、追々・・・ということで。

初の試み弾丸登山。
これは、あえなくひょん太の高山病の兆しにより断念となりました。
ま、しかたないかな。
ひょん太が高山病になった経緯は未だにイライラ悶々だけど、
わたしも、ちょっと急ぎすぎたかも・・・って反省。
 
去年の夏から、身長もぐっと伸びて、私を追い越し、
おそらく体力もついてきてるはず!
そう思ってた。
実際、年明けからは普段の荷物に2Lのペットボトルをプラスして
背負っていたからさ。
でも、脳みそも気合いも気力もここって時の体力も粘りも
まだまだお子ちゃま仕様でした。
 
 
計画段階では、
富士宮口→御殿場口→プリンスルート→富士宮口
という予定ではあったのですが・・・・
 
 
21時ころ水ヶ塚駐車場に到着。
ここで、準備をして45分の富士宮口行きのシャトルバスに乗ります。
 
吉田ルートほどではないけど、わずかに見える光の列。
この時は、ワクワクでした・・・・
イメージ 1
スタート地点です。
イメージ 2
 
 
五合目で30分ほど夜景を眺め少しだけ高度順応。
歩くこと30分、六合目到着。
六合目で1時間ほど滞在し、しっかりと準備して
スタートです。
六合目だったとはいえ、その前に30分ほど高度順応したし、
六合目までも、星を長めながらのゆっくり歩きだったので
そこでも、ある程度はできたはず・・・と思うんですけどねぇ。
 
ま、実際は、前記事みたいなことが起きたわけで・・・・
 
 
撤退を決めて、しばらく下りたとこで、時計をみるとそろそろ
日の出の時間。
東の空に顔を向けると・・・
イメージ 3
 
上を見ると、頂上付近には雲がかかり始めてました。
「ゆきちゃん、ご来光に間に合ったかなぁ」
 
うまくいけば、雲海から顔を出すご来光を拝めるかも・・・
と、ちょっと悔しい気持ちをかかえつつ、六合目まで下ります。
 
 
六合目についた時、駿河湾方面に虹
よく見ると二つ
イメージ 4
同じ頃、ゆきちゃんは目の下に見える虹を見てたらしい。
 
 
 
六合目
 
ご機嫌ななめな母親るびちゃん
わたしに怒られ、怒鳴られふてくされてるひょん太君。
この親子、この後どうなるんでしょうねぇ?
 
 
まぁ、相も変わらず、いつもと同じようなやりとりが
なされるわけですが、ひとつ違ったのは
このひょん太が私に手を出さなかった(汗)
いつもだったら、逆ギレして、私を突き飛ばしたり
石を投げたり・・・ストック奪ったり・・・なんて
危険な行為をしたりもするんですが、この日が
これがなかった。
なくて当たり前のことだけど、やっちゃいけないことだけど、
その規制がきかないのがひょん太。
ちょっとだけ、去年より成長!
 
 
六合目で軽く朝食をとり、さてさて、これからどうするか。
ゆきちゃんと一緒に山頂に立つことはできなかったけど、
プリンスルートは一緒に歩きたいかも。
 
 
「御殿場ルートと富士宮ルートの分岐まで向かいます」
とメールを送る。
イメージ 5
 
ここは、3年前にも歩いたルート。
その時は、ガスが出てて火口は見ることができなかった。
 
 
・・・・・・馬返し・・・・・・
「う~ん、ここを下りて、そして登り返すのかぁ。
あそこのてっぺんまで・・・・」
 
ここ何気に登るのは大変なんだよなぁ・・・・
イメージ 6
 
馬返しと言われるだけ合って、何気に急だし滑るし・・・
1歩踏み出したら半歩戻される・・・そんな感じ
「くっ!ふくらはぎがつりそうだぜ」
 
そう考えながら1歩1歩と歩き続けます。
 
 
そして到着~!!
ここでやっと、auの電波が通じるように。
六合目は通じましたが、宝永火口近辺はdocomoのみ
と思われます(SBはもってないのでわかりません)
 
下の方から、ガスがどんどん上がってきてます。
イメージ 8
 
 
 
イメージ 7
 
風も結構、強くて冷たい。
雨具きてないとあっという間に
体温を奪われます。
 
そんな中、待つこと数十分、ゆきちゃんと合流!
「お疲れ様でした、そしてご一緒できずにごめんなさい」
 
 
 
宝永山から見える 双子山。
イメージ 9
 
富士宮六合目に戻ります。
必死で登ってきた馬の背。
下りはなんて楽なことか!
 
 
 
 
 
下山途中、地元の中学生でしょうか。
団体さんとすれ違います。
100人はくだらない人数かな。
そして、その後ろに自衛隊の方々。
 
体力の差は大きく、自衛隊の人たちはこの団体を
どんどん追い抜いて歩いて行くわけですが・・・・
 
どちらも団体・・・
反対から下ってくる人は躊躇気味に待って道を譲ります。
自衛隊の人たちが少しだけ道をゆずってはくれるのですが・・・
自衛隊の人たちが危険な谷側によけてはくれるのですが・・・
イメージ 10
 
中学生の団体の最後を歩いていた引率の人に声かけました。
「後ろから早い人が来て追い抜くときは、声をかけて
立ち止まり先に行かせるように子供達に指示を出して
もらえませんか?
一般の人たちがすれ違うとき危険ですから」
 
かえってきた答えは
「あぁぁぁ、そうなんですか!わかりました。」(えっ?)
「先頭にすぐ無線飛ばして!」
 
まっ、いいか!すぐに対応してくれたんで。
 
 
 
 
最後の登りらしい登りを登り切りました(笑)イメージ 11
宝永火口を撮影するゆきちゃんと、疲れ果ててるひょん太。
 
 
余談ですが、ひょん太の雨具、ゴアじゃないけど
オンヨネ製品だけど、メンズのMサイズです。
(でかくなったなぁ)
ひょん太のニット帽。
中学生のくせに、パタゴニア製品です。
自分のお年玉で買った初めての山道具です(笑)
余談でした。
 
 
 
 
無事、水ヶ塚駐車場まで戻ってきました。
そして、下りてきた山を振り返ると・・・・
イメージ 12
 
おぉぉぉ、すご~い!!(☉∀☉)
宝永火口&宝永山、圧巻!!
 
 
こうして、私たちの宝永山の旅は終わりました。
えっ?富士山は?
と思われる方もいらっしゃるかと・・・・
 
今回は、富士山じゃなくて、宝永山に行ったんです!
そういうことにしておきましょう| ̄ω ̄A;アセアセ
 
 
 
あ、ゆきちゃんはというと、結局、ご来光には間に合わなかったそうです。
この日、なんとかかんとかトレランかマラソンかってのが開催されてて
田子の浦から夜通し走ってきた~、もう死にそう~と
みなさん、疲れ果ててまして、そのせいもあってか、毎度のことなのか
九号目すぎたあたりから、渋滞になりなかなか進まなかったそうです。
 
ご来光までに山頂にたどり着いた人は、めでたくご来光を拝めたそうな!
 
帰りは帰りで、自衛隊の駅伝やってました。
いろんなとこから参加してたみたいです。
若いおにいちゃん、いっぱいいましたヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
 

先週、毎年恒例の富士登山・・・行ってきました。
しかし、あえなく途中撤退という結果になりました。
話せば長く・・・は・・・・ならないか。
 
まぁ、『怒』ってなってるわけですから、原因は
自ずとわかるわけではありますがね
 
っつうことで、さくっとご報告。
 
 
今年の富士登山、職場の私の上司(女性)と一緒にいくことに
なったんです。
そうです、高尾山の暑さに心折れ、猿園とビアガーデンに一緒にいった
ゆきちゃん
 
仕事の都合上、金曜日出発が難しく土曜日の出発と
なったわけですが、この時点で、土曜日の午前中までは
のんびり過ごせるというわけで。
だったら、お昼過ぎまで家でゆっくり過ごせば、夜中に歩く
体力も温存できるのではないか・・・となり。
 
「よし!!夜中に歩く弾丸を決行しよう!」
となったのです。
ひょん太は夏休み中だから、多少の無理をしても大丈夫
・・・・・・なはず・・・・・・
 
ひょん太は夏休み中。
昼間、ずっと家にいるわけでして・・・・
お昼ご飯、なにか買いに行く?と聞いてみても、
「暑いから外に出たくない」 
ずっと、エアコンがきいた部屋のなかで、テレビみたり
ゲームしたり、テレビ見たり、ゲームしたり・・・・
 
 
弾丸するなら、一番歩く時間が短くてすむ
富士の宮口から歩こうと。
富士宮口だったら、ゆきちゃんんちからもアクセスがいい
から、車を出してくれると・・・・なんて申し訳ない
 
 
弾丸をすると決まった時点で、ひょん太に計画を伝え、
土曜日も午前中はゆっくり過ごすように伝える。
 
土曜日の朝、 「今夜は寝ないで歩くことになるから
お昼過ぎまで寝ててもいいから、ゆっくりすごして」
というも、無視して、テレビ&ゲーム。
 
夕方5時、ゆきちゃんちの最寄り駅で待ち合わせ。
その前に、山幸によってお買い物。
その時にもひょん太は、ずっとゲーム。
お店の人からも、 「高山病になるからのんびりしてた方がいいよ」
といわれるも、無視!
 
待ち合わせ後、車に乗せてもらい、水ヶ塚の駐車場に向かうわけ
ですが、車のなかではゆきちゃんに
「寝てていいよ!」
と言ってもらうも、無視してゲーム&動画!
 
 
そうして、向かった富士宮の五合目。
30分ほど夜景を見ながら過ごし、のんびりと6合目は向かう。
その時も、空を眺め満点の星空をながめ、
「あれが天の川、あれが蠍座、あれが○○座・・・」
6合目で1時間ほど過ごし時間は22時半ごろ。
これから出発というときに、ひょん太君ってば
「眠い~」  だと
 
それでも、ゆきちゃんと歩けると言うことでテンションは
 
しかし、7合目到着のころ眠さがピークにきたらしく
ふらふら~。
 
協議?の結果。
結局、この7合目の小屋に急遽、泊まることに。
ここで、ひょん太だけ泊まり、朝、6合目で待ち合わせるか
私とひょん太がとまるか、
みんなで泊まるかという三択になったわけですが・・・
 
予定外の小屋泊になったため、私が小屋代をだすので
一緒に泊まってといったのですが、できたら、山頂で
ご来光がみてみたいというゆきちゃん。
「1人でいってもいい?」
 
人もいっぱい歩いてるし、大丈夫だと思うけど・・・・
まぁ、子供1人、残していくのもなぁってことで、
私とひょん太は仮眠組、ゆきちゃんはご来光組とここで
別行動をとることに。
ゆきちゃんが初めての富士登山ならこんなことしなかっただろうけど
過去3回、登ってるということでこういう行動に。
 
ひょん太も、やっぱり頂上は目指したいと言うことで
少しだけ仮眠をとって遅れて山頂を目指すことにしました。
 
Zzzzzzzzz・・・・・Zzzzzzzzz・・・・・・Zzzzzzzz
 
湿っぽいせんべい布団に入ったとたん爆睡するひょん太。
爆弾登山するための身体に慣らしたわたしは寝るに寝れず・・・
 
 
数時間仮眠をとった後、出発したわけですが。
ひょん太の調子は上がらず。
8合目前にして、座り込んでしまった。
しかも
「きもちわる~い
 
どうやら、高山病らしき症状が出た見たです。
この先、無理して歩いて、登山道に げろげ~ろってのもなぁ
ってことで、ここで一世一代?の大決心!
 
8合目行かずして、あえなく撤収~!
標高、わずか2850mくらい。
 
 
そうですよ、そうです。
ここで、るびちゃん 「怒」 なわけです。
 
高山病になったことで怒ってるわけではないんですよ。
高山病なんて、いつ何時なるかわからないものですから。
これはいいんです。
ただね、今回、私が怒ったのは、高山病にならないための
努力を怠ったってこと!
大人からのアドバイス、助言を全く無視したってこと!
 
 
1 富士山に行くとわかってて、身体を動かすこともせず
  だらだらと、エアコンのなかで過ごしてきた
 
2 ゆっくり寝てなさいということも無視して、 
  テレビゲーム三昧な土曜日の午前中。
 
3 お店の人のアドバイス無視!ゆきちゃんの言葉無視の
  移動中のゲーム&動画
 
 
などなど、高山病になるべくしてなったというこの現状。
私としては、 「だから、言ったよね
と言いたくもなる。
 
で、下山すると決まったら、気がゆるんだのか
下山もダ~ラダラ。
るびちゃんの怒りゲージは上がる一方。
 
「なに、だらだら歩いてる!大人の助言、ちゃんと聞いてたら
こうならなかったんでしょ!さっさと歩きなさい!」
 
 
無事?6合目まで下りてきてって、無事もなにもないじゃんって
感じなんですけどね。
 
こうして、私たちの富士登山は幕を閉じたのでした(涙)
 
 
 
この富士登山を成し遂げれば、今年の夏山本番もなんとか
いけるんじゃないかと思っていたんですけどねぇ。
こんなだったからなぁ。
 
なんだかなぁ
 
富士山から戻ってきて1週間。
ひょん太の生活は変わらず。
昨日は
「1日中、エアコンの中でゴロゴロしてるから、おなか痛くなるぅ」
と、ほざいた!!
本人、ほんの冗談のつもりのようでしたがね、
わたしからみると、まったくもって反省してないのか!と
言いたいわけです。
 
で、やっぱり、わたしの気持ちはモヤモヤ~。
今日も、昼間にでかけて、小物をいろいろと買いそろえて
来たわけ何ですが、やっぱりモヤモヤは消えないわけでして。
 
「う~ん、こんなんでいいのだろうか???」
 
 
で、決めました。
今年の、表銀座縦走は中止!
やっぱり、なにか引っかかりがあるなか歩くのは
危険かなって思いまして。
バスの予約もキャンセル、最終日に泊まる予定だった小屋もキャンセル。
小屋にキャンセルの電話をしたときは、ひょん太もびっくり顔。
それまで、「やめようかなぁ」と言ってた言葉、
冗談と思ってたらしい。
私の性格、過去の行動からしても強行で行くと思ってたらしい。
 
 
行かないよ!!
 
 
 
めっちゃくやしいですよ、私だって。
“o(><)o”くう~!
2年前からあこがれてて、1年前から計画して、
いろんな人に話をきき、必要なものもこつこつと
揃えてきた。
 
でも、気持ちがのらないのは仕方ないかな。
 
 
ってことで、予定していた私の夏休み。
どこかでのんびり過ごせるとこ探すことにします。
 
 
 

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